マイ 語録とは

「マイ 語録」では、
カウンセラー高野舞の信条や、
自分なりの恋愛ルール、
カウンセリングでの発言などを、
格言風に書いています。

幸せも不幸も、他人とは比べない

他人と比べて自分をジャッジしないというのは、当たり前の事です。

幸せな人を見て、「自分も頑張ろう」と思うことは大事です。

でも、幸せのかたちは人それぞれです。

比べるものではないのです。

特に、誰かの不幸と自分の現状を比べて無理をするのは、意味のないことです。

「○○さんと比べたら私はまだ幸せだから、我慢しなくちゃいけない」

「あの人に比べたら、大した事はない」といって、自分自身のSOSを無視して

しまうことになります。

 

他の人から見たら些細なことでも、自分にとっては苦痛なことはたくさんあります。

まだ頑張れるのか、それとも限界なのか、自分自身の尺度で測って下さい。

結果論で責めない

これを言われたら、どうしようもないと思う言葉が

幾つかあります。

「だから言ったでしょ」「そうなると思った」「あの時○○してれば

こうはならなかったのに」・・・

 

つい、そう言いたくなるようなこともあります。

でも、そう言われると反論の余地がない分、腹も立ちます。

なぜなら、それらの言葉は過去の行動を責めているからです。

 

今更口にしても仕方がない事は、

なるべく言わない方がいいですよね。

 

人生経験のおつりは、いつ貰えるかわからない

これは、私がいつも自分に言い聞かせている事です。

「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、

その時のおつりが、いつか思いがけない形で

返って来ると思うのです。

 

カウンセリングの時に、私が離婚で苦労したり辛かった

経験が、相談者の方の慰めになったりすることがたくさん

あります。

そんな時に「あの時のおつりが返って来たんだな」と感じます。

 

人との出会いや様々な経験が、いつか大きなおつりになって

返って来るのですから、常に広い視野で、たくさんの事を

吸収していきたいと思っています。

相手の好きなところと嫌いなところを、紙に書いてみる

私が離婚カウンセラーになる10年以上前に、

「彼氏と別れようか迷ってる」という恋愛相談を受けて

言った言葉です。

「紙に、彼氏の好きなところと嫌いなところを書いてみて。

好きなところが一つでも多ければ、まだ頑張れるよ。

でも、嫌いなところが多かったら、もう別れ時なんだよ。」

 

紙に書くことで、彼のことを冷静に考えられるでしょうし、

本当に別れたくないと思っているなら、一つでも多く彼の好きなところを

探そうとするだろうし、その過程の中で、自分の本当の気持ちに気付くと

思ったのです。

 

ちなみにこの話は、私自身忘れていたのですが、

その時アドバイスした人に

私が離婚カウンセラーになったと伝えたら、

「あのアドバイスは、今でも心に残っているよ」

と言われて思い出したのです。

すべては自分の為

よく、「あなたの為を思って」とか「あなたの為に言ってるのよ」

という言葉を耳にします。

でも、それは本当に相手の為でしょうか?

 

私自身、かつてその言葉に苦しめられた事があります。

「あなたの為に○○しているのよ」と言われると、

その苦言やアドバイス、叱責がとても重い善意に変わります。

その言葉が、どんなに辛く悪意のあるものだったとしても、

受け入れられないのは自分の心がけが悪いからだと、

自分を責めてしまうのです。

良かれと思って言ってくれているのに、それを不快に思うのは、

自分が悪いのだと…。

 

「あなたの為に」と言う側も、それが相手に聞き入れられなければ、

善意を無下にされているようで、不満が募ります。

 

「相手の為を思って」自分が言いたいのだ、

自分がしてあげたいのだと気持ちを切り替えた方が、

ストレスになりませんよね?

夫のワイシャツにアイロンをかけるのも、

子供に勉強しろというのも、自分の為なのです。

TOPに戻る