幸せな結婚生活を送る夫婦の中には、ボタンの掛け違いから離婚の危機に陥るケースも少なくありません。離婚をするかどうかでお悩みでしたら、一度冷静になって考えてみることが大切です。こちらでは、離婚をする前に考えておきたいことについてご紹介いたします。

♦  相手の良い所を見直してみる ♦

辛いことや失望させられるようなことがあると、相手の悪い所ばかりが目につくようになり、良い所が見えなくなってくるものです。離婚を考えていても、相手に対しての愛情がまだ残っていて、自分のことを理解してほしいという思いが、離婚に結びつく場合もあります。自分の気持ちがよく分かっていない状態で、離婚を選択してしまうと、後悔する可能性が非常に大きいです。出会った頃のことなどを思い出して、相手のどういった面を好きになったのか考えてみて下さい。一度冷静になって、相手に対して本当に愛情がなくなってしまったのか、自分を見つめなおしてみましょう。

♦  原因について考えてみる ♦

どうして離婚しようと考えたのか、離婚の原因を見直してみることは大切です。それぞれ夫婦によって、性格の不一致や浮気、家庭を大切にしない、金銭感覚のズレなど様々な原因があります。離婚を考えていると、ふだんよりも相手の言動に腹を立ててしまったり、精神的に追い詰められたりすることが多くなります。離婚という文字が頭にあると、相手に対して優しい気持ちで接することが難しいものです。落ち着いてみて、自分にも非がなかったのか考えてみるのもポイントです。