スクリーンの中には
たくさんの恋人たちが登場します。
幸せなラストも、切ない別れもあります。
ですが、ハッピーエンドのその先には
何の障害もないのでしょうか?
また、別れを選択した恋人たちに
修復の道はなかったのでしょうか?
このコラムでは
離婚カウンセラーの視点から
スクリーンの中の恋人たちの
その後を考察してみました。
昼下がりの情事 (1957・米)
出演: オードリー・ヘップバーン
ゲイリー・クーパー
パリの音楽学校でチェロを学ぶアリアーヌ(オードリー・ヘップバーン)は、私立探偵である父と二人暮らし。
ある日、プレイボーイの大富豪フラナガン(ゲイリー・クーパー)の資料を見たアリアーヌは、彼に恋をしてしまう。
しかし妻の素行調査に来た依頼人が、フラナガンと妻との浮気を知り、ピストルを持って密会現場に向かってしまう。
先回りしたアリアーヌの機転により難を逃れたフラナガンは、アリアーヌに興味を持ち、彼女を誘う。
プレイボーイのフラナガンに合わせるため、アリアーヌは盗み見た探偵資料を元に、遊び慣れた女を演じ、彼を翻弄するが… (続きを読む…)
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